アベレージサーファーによる “REAL インプレ”、JC FLYING FISH & enabler

「アベレージサーファーによるREALインプレ・・・プロが乗っていいのは当たり前。アベレージサーファーが乗ってからこそ判るほんとうの良さ・・・」  

ギラギラ太陽の光線が容赦なく降り注ぐ真夏のある日、ノースショアでFLYING FISHとenablerのテストドライブにいってきました。今年は何度も真夏に波がったっているハワイのノースショア。エルニーニョ現象のおかげです。(この原稿を書いている今日(8/28)などは、タウンに波があり、ノースには日本の台風16号が抜けたあとの低気圧からオーバーヘッドの波がとどき、そしてハワイ島の南東にあるハリケーン・イグナシオからのうねりがすでにハワイ島の東岸に届いているという、まさにハワイ諸島360°をカバーするエピックデイとなっています。

さて、今回、同行願ったのは以前にもこのブログに登場しているEくんとオコレボーイ。↓ ふたりとも、Hawaii LOVEなハワイ在住の日本人です。

2015_08_18_4996

2015_08_18_5351

この日は、ハリケーン・ギレモ~の波をチェイスしてノースに来たんですが、おもったより小さい。はいるかどうかを悩んでしまうぐらいのスモールコンディションでしたが、「とりあえずはいるべ~」っていう私の掛け声のもと全員ゴーアウト。でもなぜか写真では充分すぎるほど波があるようにみえますね。でも実際はこれ以上小さかったらはいってなかったでしょうっていうぐらいスモールなコンディションでした。小波なのでよけい岸に近いインサイドでブレイクするため、インサイドのシャロ―なリーフのうえでヒヤヒヤしながらライディング。ハワイのリーフって場所によって「つくし」のような棒状の岩が突き出てることがあるんです。その溶岩が冷えてできたつくし棒がニョキニョキ生えたポイントが今回のテスト会場になりました。失敗は許されない。緊張感たっぷりのスリル溢れるサーフィンもたまにはいい。

まず、Eくんが私のブルーウェール(シロナガスクジラ)と名付けたFLYING FISH(5’4” x 20.35″ x 2.40″))でテイクオフ。テイクオフで失敗したらリーフのうえをゴロゴロするはめになりますので、ここでは素早く立つ必要があります。↓ ワイドノーズ、フラットデッキ、そしてフルレールの三乗効果で、波のエネルギーをボード全体で受け取って素早いテイクオフに導くフライングフィッシュ。Eくんも難なくテイクオフからダウンザラインへとつなげてます。

2015_08_18_5275 2015_08_18_5278

↓ストールしてみたり。

2015_08_18_5282

↓二番バッターは、オコレボーイ。体重軽い彼にとってこのボードは浮力がありすぎたかもしれませんが、その代わり彼のテイクオフはまるでロングでテイクオフしてるように楽ちん。いつもの2/3ぐらいのパワーで、ちょこちょこっと漕げば波とのスピードが合って板が走り出します。

2015_08_18_4977

↓スタイリッシュにカットバックを決めるオコレボーイ。

2015_08_18_5025 2015_08_18_5026

↓ときには、こんなレイバックっぽく自由自在にブルーウェールをぶん回してました。Phewww!!

2015_08_18_4988

普段からエアーを決めてくるオコレボーイなので、彼の体重に合ったフライングフィッシュなら空を目指すのもアリかと。↓この日はボトムターンからカットバックへとスタイリッシュにつなげてました。

2015_08_18_5104

2015_08_18_5105

どうだった?という私の問いかけに、ふたりがアンサーした感想は・・・

Eくん、「よくわかんない」笑

オコレボーイ、「めっちゃ楽しい! がっはっは!」(USオープンで優勝した大原洋人風に・・・笑)

ということでした。いいレビューも悪いレビューも包み隠さずお伝えするのがこのブログのいいところです(笑)。

で、彼らがブルーウェールに乗っているあいだ、私はというと、自分のenabler(5’8” x 19” x 2.5″)で小波と格闘。小波が大嫌いな私はまさに波とのドッグファイトでした。でも、この板でいろいろフィンを試してきた結果、サイドはサイズMのJCフィンにし、後ろはサイズSのF4にしたコンビネーションが、絶妙なルース感と加速度を兼ね備えたコンビネーションという結果になっています。(future)

JC x F4 = the BEST fin combo.

2015_08_18_4973

ただ、これは個人の好みなので、みなさもいろいろフィンを試してみてください。ボードによって向いてるフィンと向いてないのがありますので、ニューボードをゲットしたらいろいろなサイズを試してみましょう。

↓このボードの場合、サイズSのフィンを3枚にするとルース過ぎてボトムターンでスピードをロスしてしまいます。そこでサイドのふたつをサイズMのJCフィンにしてホールド感をアップさせました。正直言って、たいしたボトムターンではないですが、愛弟子のオコレボーイが裏から見てくれてるんでアップしときます(笑)。

2015_08_18_5171 2015_08_18_5195

↓抜群の回転性をもつenabler。(’エンエイブラー’と発音します)JCサーフボードのなかで最もスモールコンディションに適したハイパフォーマンスボードです。

2015_08_18_51762015_08_18_5177

↓バックサイドに行ってみたり。

2015_08_18_5160 2015_08_18_5162

↓フロントサイドの蹴りこみ感が快感です。

2015_08_18_5042

いま夢見てるのが、このエンエイブラーを同じディメンションでヴァリアルフォームで作ること。正直言って、このボード、変える部分なんて思い当たりません。しいて言うなら、重さでしょうか。なんしろ幅19″、厚さ2.5″のおじさん仕様ですから。ぷぷぷ~!(私の体重は73キロ。ポリの4+4/4というノーマルな巻き)EPSも考えたんですが、シェーン・ドリアンがヴァリアルをいたく気に入っていて、それ以外のフォームで板は作ってないので、かなりヴァリアルに惹かれてます。

テスト用にタグバーガーがあがってきました。そろそろノースの波も上がってくるようですし、SD-3やTRXのインプレもやる予定です。ぜひサーフスカウトハワイのフェイスブックやインスタをフォローして、最新の情報をゲットしてください。@surfscouthawaii

あろは~

堅木